10/11(木)富士市中央町の称念寺本堂にて行われた「バンスリ瞑想コンサートとヨガニドラ」は、おかげさまで無事に開催、終了することができました。
ご来場いただきましたみなさまには心より感謝申し上げます。
そして、会場を提供いただきました称念寺さま、バンスリShyan、タンプーラと舞いを披露してくれたMasha、ベーシストの中司くん。当日スタッフとしてサポートしてくれたくみちゃん。ありがとうございます。
19時を少し回った頃から始まったイベント。
まずはヨガニドラから始まりました。
Mashaの演奏するタンプーラとともに、約25分。
タンプーラとは、インドの古典楽器です。継続的なドローン音はオームチャンティングと同じ音。宇宙的で瞑想的な音を発します。
これだけの長い時間のヨガニドラが初めてだった方も多かったようですが、その晩はよく眠れたとか、身体があたたかかった、など、様々な声が寄せられました。
その後はシャイアンのソロ。シャイアンが演奏するバンスリは伸びやかで表情豊かで優しい。静かに座って目を閉じる方、身体を横たえてリラックスする方、みなさま思い思いに過ごされていました。お寺の本堂という清らかな空気も大いに手伝ってくださって、素晴らしい時間となりました。
演奏後、シャイアンはインド古典音楽について教えてくれました。実際にデモンストレーションとして演奏しながらのプチ講義。初めて知るインド古典の世界に魅了されましたね。
インド古典音楽は、ある一定の決まりはあるものの、96%は即興で演奏されるそうです。その決まりというのは、季節や時間帯などが考慮されるとのこと。
個人的には、私が日々お伝えしているアーユルヴェーディックなヨガと同じだな〜と思いました。
季節や時間帯、来てくださっている方の体調などを考慮しながら、一定レベルのクラスを即興で構成します。根底には同じ哲学が通っていることに嬉しさを感じます。
シャイアンは、「この音を聴いたらハートはどのように感じるか?」を大切にしているそうです。そうやって23年間、バンスリを通じた表現と向き合ってきたから、人々の心を動かすことができるのですね。
ティーブレイクを挟んで、後半は中司くんとのセッション。彼らのセッションは今回で5回目。関西方面などでも共演していると思うので、実際にはもう少し数を重ねていると思います。
プライベートでもとっても仲良しの彼ら、毎回思いますが、彼らのセッションはどんどんブラッシュアップされ、今回も最高のステージを観せていただきました。
インド古典音楽とジャズという、一見違う畑で活動している二人ですが、境界線を越えた関係性をその音や空気感から感じることができました。
そして最後はMashaの舞踊。
Mashaはとにかく表情やひとつひとつの動き、表現力が素晴らしく、彼女は踊りで表現するためにここにいるのだなといつも思います。
私が知っている女性の中で最もチャーミングな人。その人柄が溢れ出るステージでした。
ヨガを通じて、たくさんの素敵なお友達に出会えていることにとても感謝しています。
そして素晴らしいグルや仲間、生徒の皆様に出会えていることにとても感謝しています。
これからも毎日ヨガを練習し、純粋なヨガをお伝えすることを続けます。
関わってくださっているすべてのみなさま、ありがとうございます。
次回のシャイアンの来日は来年春になると思います。きっと富士にも来てくださいますので、お知らせを楽しみにしていてくださいね。