骨折時のヨガセラピー

骨折時のヨガセラピー

骨折をしていて身体が思うように動かない時。

そんな時に助けになるヨガセラピーをご紹介します。

骨折などの骨の問題と、筋肉の疾患にも同様のセラピーが有効です。

肉体的運動ではありませんので、ご安心ください。

ムーラダーラチャクラについて

ムーラダーラチャクラは、身体の基底部に位置する第一チャクラのこと。

肛門と性器(男性なら睾丸、女性なら膣)の間にあります。

アサナ・プラナヤマ・ムドラ・バンダ p.528

*チャクラについては後日詳しく記します。チャクラ=回転エネルギーであり、おもに背骨に沿って存在するエネルギーセンターです。代表的なチャクラは背骨沿いの7つです。

ムーラダーラチャクラが司る肉体的部位は、「筋肉・骨格」

つまり、ムーラダーラチャクラを活性すると、筋肉や骨の強さが向上します。

筋肉や骨が弱ったり損傷している時に、回復を助けます。

ムーラダーラチャクラの活性法

ここでは、骨折時を前提にしているため、肉体的運動を使わない方法を紹介します。

ムーラダーラチャクラ瞑想(ムーラダーラチャクラヨガニドラ)

1. 横になったまま、あるいは楽な姿勢で行うことができます。

2. しばらくの間、呼吸を意識。無理に深い呼吸をする必要はありません。自然な呼吸をただ見つめてみてください。リラックスします。

3. 鼻から吸い、鼻と口から吐いてさらにリラックス。

4. ムーラダーラチャクラに意識を向けます。(場所は上記を参照)

5. ムーラダーラチャクラの場所、または眉間に、赤い色をイメージ。そして4枚の花びらの蓮の花を    イメージ。花の内側には正方形をイメージ。

6. 「LAM(ラン)」という音を唱えます。声に出しても、出さなくても良いです。痛みなどで辛ければ声を出さないようにします。

7. 呼吸とともに。吸う息:吐く息が 3:3 になるように、「LAM」マントラで数えます。つまり、吸いながら「LAM LAM LAM…」吐きながら「LAM LAM LAM…」という風に。深い呼吸である必要はありません。自然呼吸でOK.

8. しばらく続けましょう。終わる時には、鼻から吸って、鼻と口から吐いてリラックス。

 

ムーラダーラチャクラのシンボル

 

チャクラヨガ瞑想では、<色・形・音>を使うことが大切です。

私たちが無意識のうちにこの世界を判断している3つの要素です。

その他のセラピーについて

  • クレイセラピーも大変有効です。クレイ(ヒーリング用の泥・純度100%汚染のないもの)は、細胞の再生を助け、鎮痛作用もあります。骨折のような重度の症状の際には、クレイ湿布が最も役立つでしょう ▶︎クレイセラピーについて
  •  高品質のエッセンシャルオイルのうち、フランキンセンスやヘリクリサムが役立つでしょう。ムーラダーラチ  ャクラは、嗅覚と密接に関わっているため、アロマテラピーはとってもおすすめです。▶︎メディカルアロマテラピーについて

骨折は、痛みも伴い、日常生活に支障を来すことも多く、大変辛いものです。

ヨガセラピーや自然療法が少しでも回復の助けになりますように。これらのセラピーは、治癒を約束するものではなく、その方の自然治癒力の向上を助けるものです。

回復してきたら、ムーラダーラチャクラを活性するヨガアサナを取り入れましょう。

関節回しなどから少しずつ始めて、立位のポーズ全般が有効です。

自己流ではなく、リハビリテーションの先生や経験豊富なヨガセラピストの指導を受けてくださいね。


★9月のヨガセラピークラスは、9/4(火)に行います。

テーマは「自律神経と身体の痛み緩和」

全ての方にオススメの内容です。どうぞお越しください。

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