私がヨガセラピーを学ぶようになったきっかけ

私がヨガセラピーを学ぶようになったきっかけはいくつかあります。

ヨガクラスを開講するようになり、15年くらいになります。これは私の宿命だと思うのですが、私のところには持病のある方や特定の症状を改善したくて来られる方が多く来られます。杖が無いと歩けない方（のちに杖は必要なくなりましたが）や、耳の不自由な方も来られました。

ヨガを教え始めて間も無い時代から、身体が思うように動かない方にも工夫しながらお伝えしてきた結果、生徒の皆様の症状がみるみる改善されていくのを目の当たりにして、セラピーとしてのヨガに深く興味を抱くようになると同時に、セオリーとしてきちんと学ぶ機会を探していました。

そんな頃、熱心に通ってくださっていた生徒さんが病気で亡くなられ、精神的にかなり落ち込みました。

自分には何ができたのだろうか？ 彼女に伝えていたヨガは、果たして彼女のためになっていたのだろうか？ もっと責任を持って仕事をするべきだったのでは？ 私が教えたことは逆効果だったのでは？

いろいろ考えましたが、彼女の存在はヨガセラピーという分野に本格的に飛び込んでいく大きなきっかけとなりました。

彼女の存在には深く感謝しています。

もうひとつきっかけになった出来事は、妹の病気。

ストレス性の病に罹り、本人も家族も悩む日々。姉としてできることは少ないけれど、何か少しでも救いになれればと考え、それ以来今もずっとヨガセラピーの学びの旅は続いています。

ヨガセラピーとは・・・

ヨガセラピーでは、肉体的・心理的・精神的な特定の症状に対してのヨガの原理原則を提案します。

伝統的なヨガの行法に、アーユルヴェーダ理論に基づく健康管理システムを組み合わせ、症状の緩和と総合的な健康を促進するのに大変役立ちます。

★ヨガセラピーの明確な定義はありませんが、私は師であるクリシュナ・グルジから学んだヨガセラピーをお伝えしています。グルジはインドの救命救急の現場で医師のサポートをしていた経験もあり、多くの命を助け、そして時には患者の手を握りながら去り行く命を見送ってきました。現在グルジは、伝統的なハタヨガに加えて、日本人に合わせたヨガセラピーを普及しながら、医師に向けた勉強会なども開催しています。

現在、月に1~2度ヨガセラピーのクラスを開催していますが、『自律神経調整と身体の痛みの緩和』をテーマにしています。

などを中心にして実践しています。

自律神経調整をテーマにしている理由は、すべての方に必要だから。

ヨガセラピーは様々なテーマで行うことができ、例えば『特定の病気に対処する』『代謝を上げる』『不妊症の方（男女）に向けたセラピー』『マタニティヨガ』『年配の方に向けたセラピー』『痩せたい・太りたい』『アスリートの方に向けたセラピー』などなど、これらは厳密にはすべて違った方法を提示することになります。

プライベートレッスンではこういったお悩みにお答えしていくことも可能ですが、グループレッスンではそうはいきません。★プライベートレッスンをご希望の方、こちらをご覧ください。

しかし、自律神経調整のヨガセラピーは、上記のすべての方に有効なセラピーです。

ーヨガセラピークラスに参加してくださっている生徒のみなさまの声ー

・両側に杖が無いと歩けなかったのに、杖が必要なくなった

・適切な体重になった（痩せた・太った）

・不眠症が改善された

・うつ病が改善された

・ぎっくり腰に罹らなくなった

・膝の痛みがなくなった

・便秘症が改善された

・赤ちゃんを諦めかけていたが、授かった

・睡眠薬から卒業できた

などの声が届けられています。

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