スワディシュターナ・チャクラ / Swadhisthana Chakra
位置は仙骨のあたりにあります。第2チャクラと呼ばれることもあります。英語ではSacral Chakra と呼ばれることが多いようです。
色はオレンジ色、形は三日月、マントラ(音)は ’vam’
シンボルとしては6枚の花びらで象徴されます。
チャクラヨガニドラやスワディシュターナチャクラに瞑想をしたい場合、このシンボルを思い描くと良いでしょう。
詳細まで思い描くのが難しければ、『オレンジ色の三日月』『vamマントラ』だけでも十分に効果を発揮します。
★こちらには、ムーラダーラ・チャクラ(第1チャクラ)について少し記載があります。▶︎「骨折時のヨガセラピー」
スワディシュターナ・チャクラについて
肉体的部位としては、舌や生殖器と関連しています。人生において、食や性は非常に大きな快楽であり、喜びの感情と結びつきます。
スワディシュターナ・チャクラのエネルギーに滞りがあると、喜びを感じにくくなるようです。
人生に喜びがなくなると、生きていることそのものに価値を見出しにくくなってしまいますね。
逆に、活動的になりすぎることによって、欲望や渇望に振り回されてしまうこともあるかもしれません。
ヨガの目的は、バランスさせること。
過ぎたるは及ばざるが如し。どのチャクラのエネルギーも、活性しすぎず停滞しすぎず、本来の力を発揮できるバランス感覚が一番大切です。
さらに深いレベルでは、スワディシュターナは個々、あるいは集合的無意識が貯蔵されています。
過去のさまざまな印象が蓄積されているのです。きっと過去世や遺伝的な印象も含まれるのでしょう。
これは、実生活では心の癖(サンスカーラ)として現れてきます。例えば、特定の状況に対して反射的に取ってしまう態度などがそれに当たるでしょうか。
この「無意識」をクリアーにしておくことで、より本来の自分らしさが磨かれてきます。
スワディシュターナ・チャクラを活性するヨガアサナ
あくまでも一例ですがいくつかご紹介します。
VYAGHARASANA(ヴャグラーサナ:虎のポーズ)
女性の生殖器官を整えるのに最適なので、特に産後ヨガのクラスでは毎回取り入れています。スワディシュターナチャクラのみならず、すべてのチャクラにバランス良く触れるため、ハタヨガのクラスでもほぼ毎回行っています。
背中を緩め、坐骨神経をリラックスさせ、脚や股関節も緩めてくれます。消化促進や血液循環にも働き、臀部や太もものシェイプアップもしてくれます。
写真は息を吸っているタイミング。吐く時には背中を丸めながら膝をおでこへ近づけます。
ASHTANG NAMASKAR と SHALABHASANA のコンビネーション(アシュタンガ・ナマスカラ : 八点のポーズ | シャラバーサナ : バッタのポーズ)
アシュタンガ・ナマスカラは太陽礼拝にも出てくる八点のポーズです。このポーズは、脚や腕の筋肉をバランス良く鍛えると同時に、背中の疲れをほどきます。
脚を上げているのはシャラバーサナとのコンビネーションによります。
シャラバーサナは、腰や骨盤周辺の器官を強化し、軽度なら腰痛や椎間板ヘルニアなどの改善も期待できます。食欲がない方(ヴァータ体質の方など)におすすめです。
ARDHA USHTRASANA(アルダ・ウシュトラーサナ : 半分のらくだのポーズ)
「アルダ」は半分という意味で、完全なウシュトラーサナは両ひざを立てた後屈のポーズです。
ヨガアサナの名前で動物にちなんだものはたくさんありますが、グルジ曰く、そのアサナをすればその動物の特徴を手に入れられると言っていました。
らくだのポーズなら、暑さに強くなる。とのこと。
スワディシュターナ・チャクラと、アナハタ・チャクラ(第4チャクラ・胸腺のチャクラ)にも強く作用します。姿勢の改善や丸まった背中の矯正にも大変良く、「痩せるポーズ」としても有名ですね。
初心者の方は指導者について行ってくださいね。
2月のチャクラヨガクラス
2月は日曜にチャクラヨガのクラスがあります。
また、2/18(月)と2/25(月)の二日間で、チャクラヒーリングヨガの指導者養成講座を開催予定です。
こちらは、カリキュラムの変更により、事実上最後の開催となりそうです。
みなさまのご参加をお待ちしております。
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